中学校の給食調査に関わって

2015年10月16日 16時30分 | カテゴリー: 活動報告

文科省調査によると、主食とおかず、牛乳がそろった「完全給食」を平成25年度に実施したのは、国公私立小学校の実施率は0・2ポイント増の98・4%。
国公私立中学校では前年度から2ポイント増の80・1%に上ることがわかり、中学校でも完全給食の導入が増えており、年々実施率は増加しています。
主食以外を提供する「捕食給食」や牛乳だけの「ミルク給食」を含めた学校給食の実施率は、国公私立の中学校で86・9%となっています。
中学校の完全給食の実施率は、都道府県別に見ると、千葉、富山、香川の3県で、公立中での完全給食の実施率が100%でしたが、大阪府で43・2%に対し神奈川県は25・0%、と47都道府県では最下位です。

http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/attachment/748267.pdf

中学校給食は、直接には各市町村が実施するものですが、大和市では昭和342月より小学校で、昭和484月には中学校で完全給食を始めました。
現在、単独調理校8校(小学校)、共同調理場3場(小学校11校、中学校9校)で市内の児童・生徒約1万9千人を対象に実施しています。
中学校給食では、40年以上の実績がある大和市ですが、逗子市では保護者の要望により昨年からランチボックス式の完全給食を実施してるとのことで新たにランチボックス式の導入を検討している横浜市や川崎市のメンバーなどとともに視察に伺いました。
 管理栄養士の先生の語り口は熱意にあふれていて、ぐいぐい引き込まれていきました。どうしても漬物や缶詰のミカンを盛りつけざるを得ない一般的な四つ仕切り容器ではなく、バランスよく盛りつけることが出来る三つ仕切り容器を特注で作られ、食器は水洗いで汚れを流し、せっけんで手洗い後最後に食洗器に入れしっかり流し落とすという徹底した管理をされています。給食事業者とはプロポーザル契約ですがここまでできるのかと驚きました。
せっけん使用は大和市でも導入されていますが、設備的な問題で一部の所では未実施です。
食材の放射能検査は大和市が民間機関に委託している検査と、神奈川県の検査機器を利用した検査の2種類を月に各検査2回ずつ計4回行っていますが、逗子では毎日測定しているとのことでした。

なにより、子どもの貧困問題がクローズアップされる中、一日1食でも栄養バランスの取れた食事をとることのできる給食の意義は大きいと感じました。また、協力して配膳や片づけをし、同じ食事を一緒に食べる学級活動として給食の時間の大切さも再認識しました。