9月議会報告「言葉につまずきがある子どもへの支援について」

2016年9月25日 01時50分 | カテゴリー: 活動報告

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話し言葉の獲得には、乳児期の認知能力の発達と密接に結びついています。

特に、言葉をしゃべり始めた頃や、一度に一語しかしゃべれない時期では、「言葉を聞いて理解する力」が非常に重要になってきます。3-4歳になっても感情をうまく言葉で表現できない、4-5歳になっても赤ちゃん言葉が治らない、発音がおかしい、と保護者は不安を感じ、就学前に直したいと考える方は多くおられます。

現在は、ほとんどの幼児が就学前に幼稚園や保育園で集団生活を送っているので、言葉を通してスムーズにコミュニケーションできることは、幼児にとっても重要です。

大和市では、すくすく子育て課が保険福祉センター内で「ことばの支援」を行っており、2012年~2014年度では、年間の新規の相談が毎年300件を超えるなどグレーゾーンと言われるケースも含めて、幼児の言葉の発達支援はニーズの高い事業と認められます。

私は、茅ヶ崎市では茅ヶ崎小学校で3歳半から学齢期前までの「ことばの教室」が、小学校児童の「ことばの教室」とは別枠で行われている実例を聞き取りし、就学前に地域の小学校で言葉の支援を受けることで小学校へのイメージもわき、継続して支援を受けられる利点や、大和市には林間小学校、草柳小学校、渋谷小学校の3校で「ことばの教室」を実施しており、その優位性を活かしての「幼児のことばの支援」を提案致しました。

幼児の言葉の支援は、言語聴覚士をはじめ、心理士や保育士といった専門職が、発達状況に合わせ、トランポリンなどの体を使った遊びや、すごろくなどのゲームを取り入れ、言葉を引き出すための支援を行っていて、防音機能のある専門的な部屋が必要なことと、「ことばの教室」3校でも週1回、保護者が同伴し45〜70分間 1対1の指導を行い、3校でおよそ200人が通級している現状からは難しいことが分かりました。

今回の質問で、市長も私と同じように、ことばのつまずきに関する支援の重要性を認識しており、幼児期からの一人ひとりに合った言葉の支援が言葉につまづきのある子どもたちが健やかに育つために重要である。と答弁がありました。幼児の「ことばの教室」は、言語聴覚士をはじめ、心理士などの専門職が正規雇用され、質の高い支援を行っており、市のホームページでも積極的に「幼児のことばの支援」の周知をすべきと指摘しました。これはすぐに対応し現在ホームページからの相談も徐々に増えてきているとのことです。

今後も市民に有益な提案を行政へ行ってまいります。