ワークルールと若者支援を結ぶ会~立ち上がった社会保険労務士さん~

2016年10月15日 03時08分 | カテゴリー: 活動報告

10月13日、主に定時制高校をフィールドとして進路指導に抜けがちなリスク、労働関連法規や社会・労働保険を学ぶ機会をと、働く入り口にある若い世代へ向けてワークルールの出前授業を行っている「ワークルールと若者支援を結ぶ会」代表 岸田則子さんのお話を伺いました。

定時高校は生徒にとって最後の教育機関の可能性の高い学びの場であり、就職というステップを経て社会の一員となる過程で、履歴書の書き方や面接のノウハウなど一辺倒ではない授業をやりたいと、ワークルールを定めている「労働法」という法律を学び労働者として守られていることを伝える活動をされています。

厚生労働省は昨年、「高校生の求人・求職状況」を5年連続の改善で、1994年卒(1.98倍)以来、22年ぶりの高水準となったと報告しましたが、一方で安い労働力として見る傾向もあります。

過労死などの深刻な社会問題など、高校、通信制高校で労働問題を教えるところは川崎市において今までなく、みんなが声を出さないと制度は変わらない。学生の自己肯定感は労働法によって守られているという実感から生まれるとおっしゃいます。

しかし、学生に労働問題を伝えるには専門用語ではわからないという壁があり、それを弁護士と手を組み、中高生でもわかりやすい冊子を作製し出前授業を行ったところ反響が大きく依頼も着実に増えているそうです。
ワークルールを知る事は、高卒後就職する人、進学する人、正規雇用はもちろん、パート、アルバイトなど非正規で働く人にも役に立つことが必ずあります。

労働組合も「働き方ルール」づくりに参加する傾向にあり、若い世代にこそ知ってもらいたい活動です。
今後、岸田さんの支援活動に共感した人のつながりが、継続性を担保することを期待します。