トンボ調査がスタートしました

2017年6月9日 02時30分 | カテゴリー: 活動報告

木々を通る風が心地よい季節となりました。

関東地方の梅雨入り前の6月3日、引地川御嶽橋でのハグロトンボのヤゴ調査に参加しました。
ヤゴの調から今期のハグロトンボ調査がスタートします。
トンボは自然界の中で長い年月をかけて環境に応じて多様に変化してきました。時に子どもの遊び相手であったり、身近に私たちを楽しませてくれる存在ですが、引地川ではかつてハグロトンボが絶滅してしまった時期があります。
合成洗剤で汚れた水が川に直接流れ込み、ごみだらけだった引地川を知る人は少なくありません。水回りの激しい環境変化で一度は姿を消しましたが、2004年の「引地川かわくだり」でハグロトンボの個体を確認したのを機に、記録として残すため市民による丁寧な調査が続けられてきました。
ヤゴの調査は、毎回恒例の紙芝居でのレクチャーの後、川に入ってヤゴを探します。

私は、ハグロトンボのヤゴのほか、引地川で多く確認されているコオニヤンマのヤゴの抜け殻を採取しました。羽化した後のものですが、まるで生きているような完全な姿でした。
1時間ほど採取し、ヤゴの性別と体長を測定、記録します。今回は、メス7頭、オス11頭でした。またイトトンボ系のヤゴも確認され、多様性が進んでいると感じ嬉しくなりました。この環境を、子どもたちに良いかたちで手渡さなければとの思いを強くしました。