ピースリングツアー 横浜・横須賀ツアー報告

2017年7月1日 23時29分 | カテゴリー: 活動報告

6月30日、時折小雨の降る中、横浜ノース・ドックをはじめ小柴貯油施設跡地、池子住宅地区、横須賀海軍施設をめぐるツアーに参加しました。
神奈川県には12の基地が存在し、それぞれ米軍と自衛隊の共同使用による一体化が進んでいます。

横浜では、横浜ふ頭のおよそ81%、横浜スタジアムなら20個分を占める横浜ノース・ドックを車内から見学しました。
第836米陸軍基地管理本部等の施設があり、主に物資の搬出入の業務を担う事から大型・小型船容バースや野積場等を有する港湾施設です。相模総合補給廠や横田飛行場などに運ばれるアメリカ軍物資の陸揚げを行うことから、停泊艦船には貨物船以外にも揚陸補助艦も停泊し、軍港の色を濃くしています。

途中、返還地である小柴油施設跡地を回りました。1981年に6号タンクが爆発し火災が発生したところです。
航空機燃料の貯蔵施設であったことから、土壌汚染問題により広域公園として整備が予定されるも着工は遅れています。

横須賀には、幕末から日本海軍の軍港として発展してきた広大な海が広がります。日本だけと言われている戦闘艦の母港、佐世保と並ぶ海軍施設を地元のヨコスカ平和船団の船とガイドで回りました。長浦港から狭い水路を抜けて横須賀本港に入るとすぐに駆逐艦、巡洋艦、潜水艦が並ぶ海上は異様な雰囲気でした。
6月17日にコンテナ船と衝突した駆逐艦フィッツジェラルドも確認できました。この米戦艦への捜査には、日米地位協定の壁があり事故の全容解明は不透明です。

市街地をめぐると、賑やかな路地のすぐそばで、米兵による撲殺事故現場があり、対策として、緊急通報ボタンを併設したスーパー防犯灯を設置するなどし、街頭犯罪の抑止を強化しているとのことです。

改めて、米軍の運用を神奈川県の基地全体で支えていることがわかりました。それは、多くの市民の犠牲の上に成り立っています。

この海が市民のものになったら、横須賀の生活はどんなに快適かとの参加者の方の感想が心に残りました。

このような声を受け止め、広範な市民運動と連帯し、市民による平和政策を進めてまいります。