静かな空、平和な空を求めて

2017年8月5日 02時22分 | カテゴリー: 活動報告

8月4日、第五次厚木基地爆音訴訟の第1回提訴が行われ、約150人が参加しました。
自衛隊機、米軍機の飛行差し止め訴訟は、50年以上の長きにわたっています。その間、原告団のうちすでに300名以上の方が鬼籍に入られました。
第四次訴訟では、一審、原審は夜間早朝の限られたものでありましたが、自衛隊機の飛行差し止めが認められたことは一筋の光明となる判決でした。
しかし、最高祭では、軍事の公共性は民間空港とは違うという認識のもと、基地の公共性と公益性を認める判決となりました。

あれから約8カ月のスピード提訴には、民事訴訟の損害賠償請求原告数6,063名が訴訟団原告に参加し、そのうち、1,374名が行訴、民訴の2つの差し止め請求を行っています。

被害を認めつつも、自衛隊機や米軍機訓練の公共性が優位と認める司法に風穴を開ける戦いが一歩踏み出した今日、2日後には空母ロナルド・レーガンに搭載されているE-2Dが岩国基地に飛来し、それが空母艦載機の岩国基地への移駐開始となるとの情報が舞い込みました。しかし、それが解決策ではないはずです。

卒業式や入学式が航空機訓練の爆音で中断させられるなど、忍従の中で育つ子どもたちのためにも、司法は現場に足を運び、現状を見て聞くべきです。
多くの基地を抱える自治体が関心を寄せる今回の訴訟が、全国の基地訴訟の底上げにつながるよう願わずにはいられません。
神奈川ネットワーク運動は、今後もピースリングツアーを通して第2の基地県である神奈川県の現状を伝え、軍事によらない恒久平和を訴えて行きます。