9月議会より ~困難を抱える子どもたちへの支援について②~

2017年10月10日 00時35分 | カテゴリー: 活動報告

教育上配慮を要する児童生徒への支援について

今、全国の統計でも小学校の1クラスの6.5%は、なんらかの発達障害を抱えていると言われています。

40人学級で考えると、1クラスに発達障害の子どもが2、3人はいることになります。学習面又は行動面で著しい困難を示すとされた児童生徒が増加傾向にあります。

アスペルガー症候群、学習障害、ADHDなどの子どもの発達障害の症状や行動特性、どのような苦手を抱えているかなど、一人ひとりの困難さを減らし、場面に応じた適切な行動がとれるような教育と環境を実現していくことが大事です。

通常学級に在籍する支援が必要な児童生徒の学習支援を行うのはスクールアシスタントです。本市は、神奈川ネットの働きかけ等で小中学校の大規模校では2名体制が実現しました。しかし、大規模校もそれ以外でもスクールアシスタントは不足しています。国の数字に照らせば、大規模校の場合は65人前後の子どもたちを2人体制で、中規模校の場合は45人前後を1人体制で担当しています。

しかも市の要綱でスクールアシスタントは週3日(月10日)の勤務が上限とされており、1~2人体制はローテーションで担われています。

一人ひとりのニーズに合わせた支援は難しい現状ではないでしょうか。

国も市も、人々の多様な在り方を相互に認めあえる共生社会の実現を目指しています。学ぶ意欲につながる教育や指導を充実させるには、学校のハード面の整備や人員体制を整えることが必要です

進級時の保育園・幼稚園との引継ぎの充実や、教師と専門機関等との更なる連携の強化も必要です。また、スクールアシスタントには本市の有効な教育的資源として期待しているので、教員と同等の専門的な研修参加を積極的に行うよう要望しました。

困難を抱える子ども一人ひとりに対し、適切な支援が行われるよう、神奈川ネットは引きつづき政策提案を行います。