予防接種は誰のために?

2018年2月10日 22時31分 | カテゴリー: 活動報告

予防接種には、法律に基づいて市区町村が主体となって実施する「定期接種」と、希望者が各自で受ける「任意接種」があります。
日本の赤ちゃんが1歳前に接種する主なワクチンは6~7種類。何回か接種するワクチンもあり、接種回数は15回以上にもなり同時接種のメリットやデメリット、副反応等のリスクを正しく理解する必要があります。

2月4日「どうする?予防接種~予防接種は全部必要ですか?」学習会の会場には、子ども連れの若い母親の参加が多く「乳幼児期に本当に必要なワクチンや予防接種についての情報が欲しい。」「子どもを守るためと思い、スケジュールに従って接種してきたが副反応による死亡例もあり、なにを優先すべきか知りたくて参加した。」などの声が寄せられました。

特に任意接種ワクチンは、接種を受ける側が判断するもので、接種後に重篤な有害事象が起きたとしても、十分な補償を受けられないと認識されてきましたが、予防接種法ではなく、「独立行政法人医薬品医療機器総合機構法」という法律で決められた給付を受けることができます。しかし、予防接種による健康被害であると認定されても死亡時の給付額は、任意接種の場合は定期接種の場合の約6分の1です。

安心して予防接種を行うには、自治体はもっとリスクを含めた情報提供をすべきですし、「疑わしきは救済」であるならば、すべての予防接種で同じ水準の手厚い補償の救済制度が求められます。