6月議会より~バスの活用について~

2018年7月18日 02時13分 | カテゴリー: 活動報告

大和市は、大和市総合交通施策の中で、『移動が楽しいまち・やまと』を策定し、市民が日常生活の様々な場面で地域内を移動できるようコミュニティ・バス(以下コミバス)「のろっと」と「やまとんGO」を運行しています。

コミバスは、公共交通の確保という公益的な観点から運賃は低く抑えられています(「のろっと」は100円、「やまとんGO」は150円)。運賃収入で不足する経費は、市が負担し、平成30年度の予算では「のろっと」5千8百万円、「やまとんGO」2億1千2百万円です。
過去5年間の1便あたりの乗車人数は、「のろっと」39.9人、「やまとんGO」3.7人(平成25年度の実験運行期間を含む)となっています。
地域からの強い要望により実現した「やまとんGO」も、もっと利用されて良いのではないでしょうか。

6月議会では、コミバスや路線バス等公共交通の利用促進をテーマに質問しました。

車社会の進展により、高齢者の多くが運転免許を取得し自家用車を運転していますが、それによる交通事故も社会問題となっています。
マイカーから乗りかえてもらうためにはコミバスの増便が欠かせません。現在「やまとんGO」は30分に1本の運行ですが、「のろっと」は1時間半に1本程度の運行です。スーパーに行くだけで何時間もかかってしまいます。

また、市内には、神奈川中央交通(株)が運行する路線バスもあります。上和田団地や周辺からは、増便やルート変更の要望がありますが、乗車率が低い現状では、神奈中バスも躊躇せざるをえません。大和市では、平成14年から平成22年までに13のバス路線が廃止されています。
私は、秦野市の高齢福祉課と公共交通推進課が連携して開催し、神奈中バスも協力した「バスの乗り方講座」に参加してきました。講座の副題は、「免許返納の前から公共交通機関を使った生活習慣づくりを」でした。
大和市もコミバスや路線バス等の公共交通を利用した外出スタイルをもっと周知すべきです。

6月の議会で一般質問したところ、市は、他の公共交通網とのバランスや経費を踏まえ、運行地域ごとに順次、コミバスのルートや時刻表の見直しを行うと答弁しました。
また、バス事業者と意見交換を行うなど情報収集に努め、更なる利便性の向上を図ると前向きな姿勢を示しています。
バスを利用することは脱炭素社会の実現につながります。高齢者の外出頻度が高まれば、地域経済の活性化も期待されます。

市、事業者そして住民参加でバスの利用について考えることが重要です。