「はたらっく・ざま」の断らない相談とは

「はたらっく・ざま」代表 ワーカーズ・コレクティブ協会理事 岡田百合子さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はたらっく・ざま」は、2017年10月、「座間市就労準備支援事業」の委託を受け、相武台前駅前に開設しました。

ハローワークが紹介する仕事には向かない、引きこもりなどで就労経験が少なく、社会的自立が不十分な人をサポートする事業内容等を伺う目的で視察しました。

2020年度から、生活保護に至る前の困窮者を支援するための自立相談支援事業等の利用勧奨が自治体の努力義務となります。いまだ相談支援事業を行っていない自治体もある中で、座間市は2015年度から生活援護課が相談事業を担ってきました。相談を受ける中で、コミュニケーション能力や生活習慣の改善といった、就労体験以前の段階での支援が課題としてあがったそうです。

 

「はたらっく・ざま」は、生活クラブ生協、NPO法人ワーカーズ・コレクティブ協会、さがみ生活クラブの3者が共同企業体として委託を受け、市と連携しながら運営しています。相談者一人ひとりに合った支援プランが立てられ、断らない相談支援は利用したい人は誰でも対応するというスタンスです。まずは、「はたらっく・ざま」に通ってもらうことを一番に考えた緩やかな支援は、成功体験の少ない相談者にとって、社会には自分を受け入れてくれる人がいると自信にもつながります。

視察を終えて、自らSOSを出せない困窮者支援のあるべき姿を見た気がしました。

地域の社会資源を見極め、政策提案をしていこうと思います。