第28回 市民社会チャレンジ基金交流会が開催されました

挨拶する佐々木代表

1月22日、第28期市民社会チャレンジ基金交流会が開催され、助成団体4団体の紹介と活動報告がありました。

市民社会チャレンジ基金とは、“市民がつくるセーフティネット”を基本のテーマとし、市民の皆さんから寄せられた寄付を原資に、市民社会を強くするためのチャレンジ性ある市民の活動に対して助成しています。助成団体との交流会ではいつも新しい発見があります。

「NPO法人 アスリード」
 働く意義を見出せない若者の存在を課題に感じ、子どもたちに身近な地域で働く大人たちへの取材を通して、働き方の選択ができるモデルケースとする活動をしています。お話を伺ってみると、取材交渉から子どもたちが自発的に行うことでビジネスマナーも習得できるとのことでした。慣例的な職業体験はありますが、実践的な経験ができる機会は多くありません。子どもたちにとっても就労のイメージや、なりたい自分が見えてくるだろうなと感じました。総務省統計局の労働力調査によると、2018年の若年無業者数は71万人とのことです。多様な働き方を子どもの時から見聞きすることで親への依存や社会的自立の遅れの対策案として提案したいと思いました。

NPO法人 農ある暮らしを広める会
 荒廃農地を再生し、棚田に水を引き、土と共生する暮らしを大人から子どもを巻き込んで実践しています。受賞者のコメントからは、林業の衰退で荒れた山林に手を入れ、沢の復活をめざす弾みとなる受賞だったと喜びが伝わってきました。収穫の恩恵を地域で共有する居場所には老若男女が集う場となっているようで、地域が力をつけていることが伝わってきました。

子どもひろば「みらい」
 放課後の子どもたちの居場所として、未就学児やその親も集う場を提供しています。地域に開かれた場所とすることで、地域の大人たちも子どもたちを見守り合うインクルーシブな関係性が生まれます。今後も多様な世代がコミュニティを進化させていくだろうととても楽しみです。

横浜未来アクション
 IR反対運動を様々な市民層にアプローチし、市民自ら情報をとり、議論を広げるための戦略的な活動に注目しました。市民が政治を動かすエンパワーメントが生活と政治をつなげていきます。まさに、「それって政治だよ」です。

受賞団体のみなさん