泉の森のフィールドワーク

しらかしのいえボランティア協議会の柳部会は、年間を通して泉の森ふれあい広場の草刈り、柳の選定や捕植、魚類調査を行っています。

私もメンバーの一員として、毎月の草刈りをはじめ主だった活動に参加していますが、今年に限ってはコロナ禍での緊急事態宣言で活動そのものが中止となってしまいました。

8月からは、手洗いや手指消毒、検温などの対策をしながら草刈りが再開しました。10月は、駆除対象をアレチウリ、ヤブガラシ、ワルナスビに絞り駆除と草刈作業を行いました。

外来種のアレチウリは、他の植物を覆い尽くして、生育場所を奪うほか、樹木に直接からみつき枯らすこともあります。駆除しても種子が土の中で何年も生き続けるため、根絶には継続した駆除活動が必要です。

勢いよく育つワルナスビもアメリカ原産のナス科の多年草で周辺の植物に悪影響を与えるため駆除対象となります。厄介なのは、少しでも根が残っていれば再び発芽してしまい、抜き取った後はほかの雑草と分け、焼却する必要があります。

集草袋に刈り取った雑草を入れ7往復。いい汗をかきました。

ふれあい広場の動植物の観察もでき、久しぶりに日常が戻った感覚でした。

 

10月後半は、ナラ枯れの実態の視察や聞き取りをしました。新聞報道にもある通り、泉の森だけでも広範囲に被害が及んでいることが確認できました。これは、大和市だけでなく全国的なものだそうです。ナラ枯れは、ナラ類やシイ・カシ類などの樹幹にカシノナガキクイムシが潜入し、ナラ菌を樹体に感染させ、菌が増殖することで、水の吸い上げる機能を阻害して枯死させる伝染病です。

10月29日は、みどり公園課職員や泉の森の指定管理者である公益財団法人スポーツ・よか・みどり財団職員と回った時は143本のナラ枯れの被害が確認され、伐木などの緊急的対策が必要な樹木が20本あるとの説明を受けました。

散策路付近にもナラ枯れの樹木が散見され、利用者の安全を図る必要性を感じました。 天然林の質的・構造的な改善を目的とした整理伐等を視野に、所属する環境建設常任委員会で優先すべき対策や森林の健康低下に人がどう関わるべきかなどを質問したいと思います。

ナラ枯れの樹木

ナラ枯れの木には、カシノナガキクイムシが潜入した特徴的な痕跡があります。

カマキリの卵。その後、安全な場所に移しました。

駆除対象のワルナスビ。ナスのような花をつけます。