大和市は、受動喫煙防止対策をすすめます

閉鎖中の
大和市の所定喫煙場所

2020年4月1日、健康増進法の一部を改正する法律が全面施行されました。

今後、望まない受動喫煙を防止するための取り組みは、マナーからルールへと変わり、多数の者が利用する施設は、施設の区分に応じた対策が講じられています。

9月議会、私は望まない受動喫煙を防止するために、2008(平成20)年6月に制定した「大和市路上喫煙の防止に関する条例」では歩きたばこしか規制できない。さらに受動喫煙に特化した受動喫煙被害を防止する条例を制定すべきと提案しました。

また、新型コロナウイルスの感染対策のため、現在市内5駅6ヶ所で閉鎖している所定喫煙場所も非喫煙者が多く通行することから撤去を要望しました。

答弁では、条例については、既存の「大和市路上喫煙の防止に関する条例」の中に受動喫煙を提言する形で盛り込むかたちで現在作業を進めている。所定喫煙場所は、閉鎖を歓迎する声と再会を望む声が同数あるとしたうえで、コロナの第3波が懸念され(再開は)難しいだろうとの答弁でした。

12月議会、路上喫煙を禁止する条例を一部改正した改正案が議会に提案され、11月27日の環境建設常任委員会で審議されました。質疑では、「市の所定喫煙場所が閉鎖されても、パチンコ店やコンビニの敷地内に灰皿が置かれている。店の前に十分なスペースがないので、みな周辺の歩道にまではみ出て、たばこを吸っているが条例でどこまで取り締まりを強化できるのか。」といったものや、「自分もかつて喫煙していたので、さらに喫煙者が肩身の狭い思いをするのはどうか」と同情する意見もありました。採決では、委員全員が賛成し原案は可決されました。今後、12月21日の本会議に上程されます。

2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標である、持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットの3番目のゴールには、「すべての人に健康と福祉を」という目標があります。その中のターゲットには「3aすべての国々において、たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約の実施を適宜強化する。」と明文化されています。自治体や企業がSGDsに取組むことは、今や世界の潮流であり、受動喫煙防止に拡大された本市の条例案に期待すると共に、人とまちの環境改善に向け政策提案していきます。

 

立川市は、立川市駅周辺の所定喫煙場所(4ヶ所)の全てを撤去しました