時代と社会が求めている石けん

1月5日、私のホームページをご覧になったという仙台市にお住いの方から連絡を頂きました。その男性の娘さんは、数年前から化学物質過敏症を発症され、ご本人はもとよりご家族も辛い思いをされていらっしゃいます。

娘さんからは、石けんがPRTR法(化学物質排出把握管理促進法)の「第一種指定化学物質」に指定されると、石けんの製造ができなくなり、これまで通り使えなくなっては困るので調べて欲しいと頼まれ、連絡をくださったそうです。

男性は、すでに昨年2月に「飽和・不飽和脂肪酸ナトリウム塩」と「飽和・不飽和脂肪酸カリウム塩」が候補物質になってしまっている。仙台でも何かアクションをした方がいいのだろうかと娘さんの不安を代弁されました。

私は、指定物質の候補になってしまったが2020年12月4日から2021年1月4日迄、環境省がパブリックコメントを募集していること。石けんユーザーである多くの市民や生活クラブ連合会、日本消費者連盟、川崎市民石けんプラントなど多くの石けんを支持する仲間がパブコメに参加したはずであることをお伝えしました。

香りの持続性にこだわり、抗菌・除菌を売りに毒性が強い化学物質を含む製品が世に溢れています。もちろん、使う人の選択は自由です。

しかし、ご相談者の方の娘さんのように化学物質過敏症で生きづらさを抱えている方々が、清潔に生活するうえで欠かせないのが石けんです。時代と社会が求めているのは確かな事実です。神奈川ネットは、今後も石けんの優位性を訴え、多くの人が利用する公共施設や学校給食の現場での石けん使用を進めていきます。