ヤングケアラー相談窓口を設置しました

病気の家族の介護や世話を担う18歳未満の子ども「ヤングケアラー」の存在が認知されてきました。厚生労働省と文部科学省による初の実態調査で「世話している家族がいる」という中学生は5・7%、高校生が4・1%という数字が公表されるとマスコミなどの報道にも取り上げられる機会が増えたことも大きいと感じます。

大人が担うような家事や家族の介護を日常的に行っている子どもたちの存在は、2015年以降、新潟県南魚沼市や神奈川県藤沢市など、いくつかの市町村で、小中学校や特別支援学校の教職員にアンケート調査を行って、ヤングケアラーの存在が確認されるようになりました。

当時、実態の解明が十分進められなかった要因は、家族のプライバシーにかかわるため、教員が踏み込めなかったことやヤングケアラーである子どもたちがSOSを発信しづらい環境であったと推察されます。それは、現在も変わらないかもしれません。ヤングケアラーを生む社会的背景をつくった大人の意識も変えていかなければなりません。

神奈川ネットワーク運動は、ヤングケアラーの方の声を受け止めるため専用ダイヤルを設置しました。ケアを通して受けた影響やどのような支援があれば良かったかを受け止め、相談・支援体制づくりに取り組みます。