基地周辺住民を悩ます騒音暴露、適正な評価を

4月27日、第五次爆音訴訟第17回口頭弁論が開かれ、原告の本人尋問の他、学識者による軍事空港の騒音被害の大きさについての証言が行われ、原告のひとりとして傍聴しました。

午前中の原告の本人尋問では、横浜国立大学大学院・工学院教授 田村明弘教授の報告書や証言への証人尋問、反対尋問が行われました。

国や行政は米軍艦載機岩国移駐完了後、厚木基地周辺の航空機騒音の回数は減少したとの認識ですが、現在も継続する厚木基地での自衛隊機等のタッチアンドゴーの離発着音、岩国基地配備の戦闘機の飛来時や厚木基地での訓練飛行や整備に伴う騒音は、受忍限度を超えています。

今回、これらの騒音暴露に関して航空機騒音の評価値であるLden(エルデン)の評価について、民間機と軍用機の騒音を別の音源として適切に評価する必要があるとの見解が示されました。

また、昼間と夜間では人の反応が違うため、反応の科学的なエビデンスの必要性にも言及した証言が出されたことや田村教授が独自に127ヶ所の数値をLdenで算出したことも明らかになりました。

軍用機の轟音の過小評価以外にも、オスプレイやヘリコプターによる低周波音や低空飛行による振動などの検証も必要です。