市民による調査の成果物「やまとの自然ハンドブック」

大和の自然ハンドブック
トンボ編

2015年の議会での質問がきっかけで公益財団法人大和スポーツ・よか・みどり財団により「大和の自然ハンドブック」が刊行されました。このハンドブックは、大和市自然観察センター・しらかしのいえの職員が中心となり、資料提供にはしらかしのいえボランティア協議会、大和市トコロジスト等が全面協力し、企画から編集まで市民との協働で作られています。

当時、泉の森の保全活動や引地川でのトンボ調査にかかわりながら、市民による長年にわたり蓄積された調査データを活かせないかと考えました。大和市の自然調査や報告は、1990年に教育委員会から「大和市の脊椎動物」が発行されて以降調査をしていませんでしたし、民間レベルで行われた調査の結果も反映されていませんでした。

今年で6冊目となる新刊のテーマは「トンボ」です。ハンドブックを片手にトンボを探しがてら散策したり、プールのヤゴ救出の際には、子どもたちがヤゴの種類を確認するときにも活用して欲しいくらい豊富な写真と丁寧な解説で構成されています。

昆虫も含め多様な動植物が生息する豊かな環境の中にいることに感謝しつつ、次世代の子どもたちにも引き継いでいきたいと心から願います。

「やまとの自然ハンドブック」には、子どもたちが使う小学校理科副読本「大和の自然」の改訂版を発行する際は、資料を活用して欲しいという市民の願いも込められています。