次世代へつなぐ平和の願い

展示作品の一部。右側から「少年少女」「炎」「水」、正面「救出」左側は「幽霊」(原寸大)、「竹藪」

大和市では、昭和60年に制定した 大和市平和都市宣言の趣旨である「人類の永遠の平和を希求し、真の恒久平和の実現」を目指し、市民が中心となる「大和市平和都市推進事業実行委員会」(平成5年度発足)による平和都市推進事業を行っています。主な事業は、映画上映会・講演会・パネル展、バスツアー(バスツアーはコロナ禍で休止)で、各種イベントを通して、1人でも多くの市民の皆さんに「平和」について考えていただく機会を提供しています。また、一般公募の市民とともに市民団体、行政職員、議会からも議員がこの協働事業に参加しています。

今年度の平和を見つめるパネル展では、市役所では、被爆者が企画編集した「原爆と人間」のパネルを、シリウス・ギャラリーでは、丸木美術館から借用した原寸大複製画を始めとした全11作品のほか、広島の原爆による熱線で変質した被爆瓦(平和記念資料館所蔵)や市が保管している戦時中の品物などを展示しています。

8月10日は、午前9時からのシリウス・ギャラリーの展示作業から午後3時から6時までの受付案内を担当しました。わずか3時間で76人もの来場者と60人以上の方がアンケートにご協力くださり、戦争と平和への関心の高さがうかがえました。最終日の本日15日に無事撤去作業も終わり、全日程で662人の来場者があったと報告を受けました。会場に設置した「平和の木」へのメッセージには、戦時下のウクライナへ寄せた思いや、二度と戦争を起こしてはいけないといった言葉を多くいただきました。

戦後世代が8割を超えた現在、年々戦時体験者や被爆者の声が細くなるにつれ戦争を直接知らない世代が語り継ぐ平和の大切さを実感します。今後も平和を願う市民のみなさまとともに核兵器の非人道性や軍拡競争の回避を訴えてまいります。

最終日の「平和の木」多くの平和の願いが寄せられました

「幽霊」より。まなざしが突き刺さる場面。

「救出」の一部