まちづくりはノーマライゼーションで

ノーマライゼーションとは福祉用語の1つであり、障害者や高齢者などがほかの人と平等に生きるために、社会基盤や福祉の充実などを整備していく考え方を指します。 社会的な立場が弱い人たちの生活を通常の社会環境に近づけ、誰もが自分らしい生き方を追求できるのが理想の社会とネットは考えます。

私が議員になってすぐ取り組んだのは、桜ヶ丘駅西口から桜丘学習センターに続く歩道の整備です。

桜並木が続き、毎年多くの方を楽しませている一方、浅く根を張る桜の特性で歩道のブロックが押し上げられ、高齢者が杖を頼りに歩くには危険でした。また、歩道上に電柱があったり、大きくなった幹が歩道をふさぐようになりベビーカーが通れないところもありました。

根上りによる危険は、隆起した桜の根を削り、ブロックを敷きなおすなどの対策が取られましたが、電柱の地中化と桜の種類の変更は実現していません。

高齢者が歩き続けられるよう、道にベンチをのネット提案が実現したように、今後も「まちづくりはノーマライゼーション」での考えのもと提案を続けます。