お互いさまのこころで、暮らし続けたいを支える
5月は、20日(土)に企業組合たぶの木、21日(日)は特定非営利活動法人ワーカーズ・コレクティブケアびーくるの総会に出席しました。
たぶの木は、刻み食など介護食にも対応し、国産食材にこだわった配食サービスを大和市内で展開するだけでなく、就労支援事業のジョブトレなど社会貢献も行っています。
ケアびーくるは、福祉有償運送事業者として、相互扶助の精神で、誰でも・いつでも・どこにでも出かけられる移動自由の社会づくりをめざして活動しています。 また、移動だけでなく必要な方には外出準備や外出先などでの付き添い、トイレ介助、車いす介助等も行っています。
神奈川ネットは、介護保険制度が始まる前からこのような市民が望む福祉サービスを地域につくるお手伝いをしてきました。
高齢になっても、障がいがあっても福祉の助けがあれば住み慣れた地域で暮らし続けることができます。
2000年に誕生した介護保険制度は、介護を社会全体で支える「介護の社会化」という理念を掲げていましたが3年ごとの見直しにより、今やその理念も大きく後退しています。介護保険制度が骨抜きにされる中、身近な地域の助け合いがますます重要になってきます。
大和市は65歳以上の方を含む世帯における単身世帯の割合が2022年には41・7%と増加傾向にあり、単身高齢者の孤立や低栄養リスク予防としても、市民との福祉事業の協働にも注力すべきです。