アジアの女性の自立支援を行うNPO法人に関わり、また引地川のトンボの調査や泉の森で保全活動を15年続け、環境や平和に深く関わるにつれ、女性が政策決定の場で増えなければ社会は変わらないと思うようになりました。

  4年前に生活者の「代理人」として議会に送って頂きました。この間、市民の方々と「対話」し公の場で「発信」することを大切にしてきました。かつて父親を介護していたとき、制度を利用したくても地域にサービスが足りていない現実に直面したこともあり、高齢者福祉の充実にも力を入れてきました。

  暮らしの中のさまざまな課題は、より多くの方と共有し、調査を行い、他市の事例を研究して議会で提案しています。少しずつ行政や地域が変わっていくことを実感しました。まさに「生活って政治」です。

  大和の子どもたちに、より豊かな自然と動植物を残せるよう、環境指針であるトンボ調査に今も参加し、保全活動の現場の声を発言しています。これからも議員の役割である「生活と政治をつなぐこと」を強く念頭におきながら、共生の社会を皆さまとともにつくっていきます。